5月末に「八戸藩の道中双六」(佐々木勝宏著)が出版されました。
当法人が令和4年度から、八戸藩南部家に伝わる「参勤交代道中双六」で楽しむイベントを毎年開催しており、双六に描かれている八戸から東都(江戸)までの各マスの解説を1冊の本にまとめたものです。
著者の佐々木勝宏先生は、元岩手県立博物館主任専門学芸員で八戸藩研究の第1人者です。
この度、弊法人共催により「八戸ブックセンター」にて、著者の佐々木先生のイベントを行うこととなりましたのでお知らせいたします。
とき
令和7年7月5日(土)13時から15時
ところ
八戸ブックセンター読書会コーナー
風流新板東山道八戸より江戸まで道中双六
これが双六の本当の名前です。八戸を振り出しにあがりの東都(江戸・東京)まで、参勤交代で歩いて行きます。
旅の楽しみは名物を味わい、名所を見学すること。俳諧(俳句)が流行していましたから、歌枕や松尾芭蕉の俳句紹介ははずせません。その土地に因んだ句を紹介したり、詠んだりしています。作者は三峰庵寛兆さん。残雪が白い名久井岳を彷彿とさせる庵名です。本名は七崎屋の松橋宇助さんです。南郷にお墓があります。
八戸御家中と呼ばれる八戸藩士たちが恥をかかないように、遊びながら事前学習をしたと思ってみてください。ユーモアたっぷりでクスッとしてしまいます。
話す人
佐々木勝宏
岩手県宮古市生まれ。高校教員や学芸員をしていました。
東日本大震災以後、被災文化財のレスキュー、調査研究や修理に携わっています。
尊敬する人は初代八戸藩主直房夫人霊松院。心優しく気配りのある人で、八戸藩の礎となった人です。
チラシ
下記リンクからご確認ください。
https://www.waigu.info/pdf/八戸藩の道中双六_学びながら学ぶ智慧.pdf
主催・共催
【主催】旧八戸藩の文化財を伝承する会
【共催】特定非営利活用法人北さんりく創研
問合先
特定非営利活用法人北さんりく創研
TEL:0194-53-3808